きゃべつの趣味ブログ

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アクアリウムや家庭菜園,DIYなどのこと

ワムシの収穫

収穫

とりあえず前回から,毎日濃縮生クロレラを毎日2ccやり続けて,だいぶ増えてきたので収穫してみる.まだかんじんのカクレクマノミは孵化どころか産卵もしていないけれど,来る本番の日のために収穫から二次培養までの一連の流れを予行しておこうと思う.

というか,ワムシが増えすぎたら全滅するので間引き培養のための収穫でもある.

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灯油のポンプを使う.ナンノクロロプシスの収穫に使うポンプとは別にしないと,ナンノクロロプシスの培養槽にワムシがコンタミして,ナンノクロロプシスがたべつくされてしまう.

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収穫したワムシを自作のワムシネットでこした.目が100μmなので,すこし粗いかもしないと思ったがまあとれてるのでよし.

茶色いのが濾されたワムシ.

 

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このままでは,淡水産クロレラでそだっただけなので高度不飽和脂肪酸に乏しい.なのでナンノクロロプシスも収穫して,2次培養・栄養強化のための培養を行う.たぶん6時間とかすればいいんじゃないだろうか.意外と,ナンノクロロプシスも密度が上がってきたらしく,濃い緑色になっていた.

わからないので.とりあえずナンノクロロプシスの緑色がなくなって透明になるまで2次培養はやってみよう.

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水温が低くなるので,メイン水槽で湯煎することにしよう.

 

カクレクマノミが生まれたときのながれ

今回の収穫作業で一連のながれをイメージできた.

手順としては,

 

  1. カクレクマノミの孵化予定日を推定する
  2. 孵化予定日前日までに収穫できるだけの密度のワムシとナンノクロロプシスを培養しておく
  3. 孵化予定日前日晩もしくは当日朝に2リットルくらいワムシを収穫・ナンノクロロプシス1リットル収穫して2次培養
  4. 孵化確認・仔魚の確保
  5. ナンノクロロプシスと2次培養ワムシの給餌
  6. ナンノクロロプシスとワムシの培地の補給
  7. 次の餌料のアルテミア孵化の準備

という流れで行こう.孵化日の推定が難しそうだが,孵化しなかったら培養槽に戻すとか,2次培養を続けるとかで対応しよう.間に合わないよりマシなはずだ.

仔魚の飼育水にもナンノクロロプシスを入れるとよいらしい.まず給餌したワムシの餌になるので,仔魚が食べるまでの間,ワムシが餓死しないようにするため.そして水質安定,透明度をわざとナンノクロロプシスで落として仔魚へのストレスを軽減するなどの効果が期待できるそうだ.

心配なのは,ナンノクロロプシスの培地に,最初に硫安をつかったので,アンモニウムイオンの毒性くらいか.でも直近の培地はそれを考慮して硝酸ナトリウムを使用しているのでマシにはなると思う...?

今回は以上で.